〜十六薙夜血エンディング〜
夜血
・・・どこだ、ナミ!!
・・・・・ナミ!!
那美乃
夜血!!
夜血
ナミ・・・大丈夫か?
何も無かったか?
那美乃
・・・・・夜血。
夜血
どうした、ナミ!!
オマエ震えてるのか?
那美乃
・・・・・大丈夫。
・・・・・ゴメンネ。
少し恐かっただけ。
夜血
いいんだ。
ナミ、いいんだ。
オマエが無事なら・・・。
行こう、明るくなる前に、
・・・この街から出よう。
・・・・・
どうした、ナミ?
那美乃
・・・少しだけ・・・。
もう少しだけ、
このままでいて。
・・・この震えが
止まるまででいいの・・・。 夜血 永遠にオマエを離さねえ。 八つ裂きにされようとも 朽ち果てたとしても・・・ 絶対に離れない。 那美乃 私はそれだけで幸せ。 夜血 クックッ、オマエさあ、 那美乃 ゴメンネ・・・グスン。 夜血 は直んねぇよなぁ。 結構気に入ってんだよ。 那美乃 夜血 今のは冗談だよぅ。 那美乃 仲間 『ドンッ!!』 夜血 那美乃 ・・・・・夜・夜血・・・ 夜血 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・なんだよ? 仲間 オマエが悪いんだ。 オマエが招いた事だ!! 夜血 オメエよ・・・・
・。 なんなんだよ・・・。 仲間 ヒィィィィィッ!! 夜血 何してんだよ・・・
。 『ブゥン!!』 仲間 夜血 オメエはよ!! 言えよ。 ・・・ナミ、おいナミ!! ・・・大丈夫だよ
船見つけたんだぜ。 仲間 い・・・行けや、夜血。 行けば気づくだろうよ。 生かされてた事を・・・。
羽が無い事に・・・。 夜血 こっちだ
揺れんなよ。 那美乃 夜血 落ちんだろうがよ。 那美乃 ゴメンネ。 夜血 が来ちまうじゃねぇ〜か。 何で血が出てんだよ。 ・・・・・。 流れんじゃねぇ〜よ。 那美乃 夜血 謝んじゃねぇ〜よ。 那美乃 夜血 これはよ!! 那美乃 私の話を聞いて。 夜血 この船・・・・・。 那美乃 優しくしてくれたもの。 正直なだけ・・・。 夜血 分かんねぇよう。 那美乃 ・・・アリガトウ。 時は・・・・・ 生まれてくるからね・・・。 夜血 ちょっと待てよぅ・・・。
目、開けろよ。 おい、ナミ!! 置いてくなよ・・・。 沈んでんじゃねえ〜かよ。 ・・・笑えよ・・・
恐え〜じゃねぇかよぅ。
・・・・・・・・・・・。
・・・那美乃・・・オレは
たとえ、オマエにこの身を
この肉体が、
オマエからは
・・・あなたが望むなら
・・・・・クッ。
そんなに泣くなよ・・・。
・・・うん・・・
また謝るぅ・・・。
ナミさぁ・・・その癖だけ
他の男には使うなよ。
オレさぁ、
・・・・・。
・・・ウソだよ、
・・・・・!!!!
イ・ザ・ナ・ギイィィ!!
!!!!!!!!・・・
!!!!!!!!!・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
オ・・・オッ・・・
全部・・・
なに言ってんだよ、
・・・分かんねぇ〜よ。
ヒッ・・・ヒイィ・・・
なんなんだよオメエはよ、
分かんねぇんだよ。
『ゴツッ!!』
『ゴリュッ!!』
イ゛ヒィィィィッ!!
なに言ってんだよ、
なんなんだよ・・・
『ズリュッ!!』
『ザクッ!!』
『ブシュッ!!』
『ギュリッ!!』
夜血
なんだよ・・・なんなんだよ
・・・ちゃんと立てよ!!
・・・船・・・
オイ!!聞けよ・・・。
ゴゥ・・・ゴヒッ・・・
ゴボッ・・・ゴホッ・・・
オメエが・・・この街に
オレタチに、この世を渡る
濡れるぜナミ、
なんだよこの船、
・・・・・夜血・・・。
しっかりつかまれよ、
・・・夜血・・・
早くよ、早く行かねえと朝
おいナミ、なんなんだよ
止まんねぇ〜じゃねぇかよ
止まれよ!!
・・・ゴメンネ・・・。
なに謝ってんだよ、
・・・ネェ、聞いて・・・。
なんなんだよ、
ネェ・・・夜血?
あなたはとても優しい人。
なんなんだよ・・・
だって・・・私なんかに
ただ、気持ちに
なに言ってんだよ、
こんな私を愛してくれて
・・・次に生まれてくる
・・・女として、
ちょっ・・・
なに寝てんだよ。
なんなんだよ・・・
ちょっと待てよう・・・
一人にしないでくれよぅ。
なんだよこの船・・・
ナミ?・・・ナミ!!
笑ってくれよぅ・・・。
一人にすんなよぅ・・・