〜覇王丸エンディング〜

 




刀馬

    オレは誰よりも深く

    高い次元に君臨する。


    命よ!!

    オレを愛しているならば、


    その為の糧となれるか!!




    ならば待っていろ。

    オレは再び戻ってくる。


    オマエとヤツを

    我が剣の糧とする為に!!

 


    刀馬様!!

    ・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


    刀馬様・・・・・。




    母さま、父さま・・・

    私本当は恐ろしい・・・。


    この苦痛に耐えられるか

    どうか、分からない。


    でも、あの方を救いたい。

    どうか・・・・・


    私に勇気を、

    勇気を下さい・・・。


    ・・・・・。

 

 

覇王丸
    やはり、

    あの男は消えたか。

 


    ・・・・・叔父様。

 

覇王丸
    今のあの男は夜叉だ・・・。


    自分以外の者を

    許す事が出来ない。


    剣の道にしか生きられない

    鬼そのもの・・・。

 


    あの方は私に言いました。


    『我が剣の糧となれるか』

    と・・・。

 

覇王丸
    ・・・・・。

 


    叔父様・・・


    私あの方を待ち続けても

    いいですか・・・?


    どんなに辛く苦しい未来が

    待っていたとしても、


    あの方を救いたいのです。


    だから、

    待ち続けたい・・・。

 

覇王丸
    随分見ない間に、いい女に

    なったな・・・命。

 


    クスッ・・・叔父様らしく

    ない言葉ですね。

 

覇王丸
    やはり血は争えんか。


    色と・・・おまえの母と

    良く似てきた。

 


    ・・・母さまと?

 

覇王丸
    おまえの母も長い苦しみと

    悲しみを乗り越え、


    その果てに、

    おまえが生まれた。


    その美しい真紅の瞳が、愛

    に生きた母と


    おまえと母の為に滅びた

    勇敢なる父の証だ。

 


    母さまと

    父さまの証・・・・・。

 

覇王丸
    その瞳・・・

    まだ許す事が出来ぬか?

 


    いいえ、許すなんて・・・。


    この瞳があるからこそ

    私はあの方に出会えた。


    そして待ち続ける事が

    出来る・・・。

 

覇王丸
    そうか・・・。


    だがな命、待っている者は

    おまえだけではないぞ。

 


    ・・・!お爺様!!

    それに骸羅叔父様!!

 

覇王丸
    和狆の爺さんは、心配で


    あの世に行ってしまった

    かもしれねえな。

 


    まあ叔父様、

    なんて事を!!

 

覇王丸
    ハハハッすまん。


    だがおまえを、

    人一倍心配していたのは


    あの爺さんだぞ。


    一日も早くその元気な姿を

    見せてやれ。

 


    はい・・・・・。


    いつまでもめそめそして

    いられませんね・・・。


    私には、

    お爺様も叔父様達も、


    それに母さま父さまも見守

    って下さるんですもの。


    私、すぐ支度してきます。

 

覇王丸
    ああ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


    ・・・・・九鬼 刀馬。


    あの男・・・何処かオマエ

    に似ているな・・・。


    幻十郎・・・・・。

    俺たちが目指した侍の道は


    一体何処へ向って続いて

    いるんだろうな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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