わざわいをしりぞけしものよ。

きょだいなるねんにのみこまれ、
しんのひとみを
うしなうことのおそろしさ、

その、おろかなるまつえいを
みるがよい。

しんのてきは、おのれのなかにあり、

いっぺんのくもりもなく
わがみちをゆくことが
なんとむずかしいことか。

・・・・・よくぞわれをうった・・・
・・・・・・・かんしゃする。

 

 


柳生十兵衛推参