服部半蔵プロローグ
 

いが・ニンジャぐんだんの
ちょうてんにたつオトコ
“はっとり はんぞう”。

トモが、オニになるげんばを
もくげきしてしまう・・・。

さらに、アマクサがオニの
チカラをねらっているけはいにきづく。

半蔵
「なんということだ・・・・・」

「アマクサが、オニのチカラを
 てにいれればさいご、
 このよのおわりだ!」

「アマクサよりもさきに
 “オニ”をうたねば!」

“オニ”とうばつのめいれいをうけ、
さっそく、ふところにバクダンをしこむ
はんぞう。

しょうじのむこうから
かえでとかんぞうが
こっそり、ようすをのぞいている。


かえで
「また、わたしたちをおきざりにして、
 たびにでるのね・・・あやしいわ」

さいきん、ひんぱんにたびにでかける
ていしゅをあやしむ、かえでであった。

 

思惑