天草四郎時貞プロローグ
 

まがまがしいひとみが、ひとびとを
おそうオニのすがたをとらえた。

天草
「クックク・・・!
 なんというチカラだ!
 すばらしいではないか!」

「もっと、ヒトをおそうのだ!
 もっと、チをながすのだー!」

「そしてキサマも、わたしのあいの
 しもべとなるのだぁ
 うひょうひょひょーーーー!」

どこかで、
オニのだんまつまがきこえる・・・

斬紅郎
「おえーーーーー」

 

思惑